那珂市の「那珂市防災マップ」は令和8年2月に新しく更新されました。洪水・土砂災害・地震のリスクを地図で確認でき、避難所・避難場所の一覧や「我が家のタイムライン」も一体になった一冊です。この記事では、ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸が、那珂市の住みやすさ那珂市エリアの不動産売却・買取を検討している方に向けて、那珂市防災マップの見方と、防災情報が住まい選びにどう関わるかを一次情報にもとづいて解説します。

目次
  1. 令和8年2月、那珂市防災マップが新しくなりました
    1. 今回の改訂で反映された内容
    2. 防災マップとハザードマップの違い
  2. 那珂市の洪水浸水想定区域を確認する
    1. 那珂川・久慈川(一級河川)の想定区域
    2. 茨城県管理河川8河川の想定区域
    3. 1000年に1度の想定最大規模降雨とは
  3. 土砂災害・地震のリスクを確認する
    1. 土砂災害への備え(学習面p20)
    2. 地震災害への備え(学習面p22・p23)
  4. 避難所・避難場所と那珂市の8地区
    1. 避難所と避難場所の違い
    2. 那珂市の8地区(神崎・額田・菅谷・五台・戸多・芳野・木崎・瓜連)
  5. 2026年5月改定、新しい防災気象情報
    1. 警戒レベルと情報名称が一体化
    2. 「我が家のタイムライン」を作っておく
  6. エリア別に見る那珂市の水害・防災事情
    1. 那珂川沿いエリア(旧那珂町東部)
    2. 菅谷・瓜連エリア(市の中心部)
    3. 額田・木崎エリア(研究機関周辺)
  7. 那珂市で家を売る・持ち続けるときに知っておきたいこと
    1. 浸水想定区域は重要事項説明の対象
    2. ハザードマップは資産価値にも関わる
  8. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 那珂市防災マップはどこで手に入りますか?
    2. Q2. 那珂市防災マップの洪水想定はどのくらいの規模を前提にしていますか?
    3. Q3. 避難所と避難場所は同じ意味ですか?
    4. Q4. 那珂市内のどの河川が洪水浸水想定区域の対象になっていますか?
    5. Q5. 那珂市で不動産を売却する場合、ハザードマップの確認は必須ですか?
    6. Q6. 那珂市防災マップは今後も更新されますか?
  9. まとめ

令和8年2月、那珂市防災マップが新しくなりました

那珂市では令和4年10月に発行した「那珂市防災マップ」について、その後に公表された洪水浸水想定区域を反映する改訂を行い、令和8年2月に新しい「那珂市防災マップ」を作成しました。市の公式サイトでは、日頃の備えのためにこのマップを確認するよう呼びかけています。

今回の改訂で反映された内容

改訂の柱は、その後に茨城県が公表した洪水浸水想定区域の反映です。那珂市内を流れる那珂川水系・久慈川水系を含む茨城県管理河川の洪水浸水想定区域は、茨城県により順次公表されており、市の防災マップはその最新の想定区域を取り込む形で更新されています。

防災マップとハザードマップの違い

那珂市公式サイトによると、防災マップとは避難所や公共施設などを示した地図であり、ハザードマップとは災害の被害予測図のことです。那珂市ではこの2つをまとめたものを「那珂市防災マップ」として作成しています。地図面(8地区版+索引図)と、風水害・地震災害・避難生活の心得などを学ぶ学習面(p19〜p26)の2部構成になっているのが特徴です。

那珂市の洪水浸水想定区域を確認する

那珂市は一級河川の那珂川・久慈川、および茨城県管理河川に接しており、これらの河川を対象とした洪水浸水想定区域が防災マップに掲載されています。

那珂川・久慈川(一級河川)の想定区域

那珂川・久慈川は国が管理する一級河川で、その洪水浸水想定区域は那珂市防災マップの地区版(神崎・額田・菅谷・五台・戸多・芳野・木崎・瓜連の8地区)に反映されています。お住まいの地区、または購入を検討している地区の想定区域は、那珂市公式サイトで公開されている地区別PDFで確認できます。

茨城県管理河川8河川の想定区域

那珂市内には茨城県が管理する河川も多く流れています。那珂川水系では早戸川・大井川、内川・前田川、境川、江川、桂川・岩船川・東川、久慈川水系では玉川が対象です。これらの県管理河川の洪水浸水想定区域は、一級河川の想定区域と重なる区域があるため、県管理河川のみを確認したい場合は市が公開する専用の図面で確認するよう案内されています。

1000年に1度の想定最大規模降雨とは

那珂市防災マップの浸水想定は、久慈川・那珂川や県管理河川を対象に、1000年に1回程度の想定最大規模の降雨を前提にシミュレーションされたものです。ただし用水路の溢水や、この前提条件を超える規模の降雨は想定されていないため、想定区域に入っていない場所でも、実際の気象状況によっては周辺の状況を見て自主的に避難を検討することが呼びかけられています。

土砂災害・地震のリスクを確認する

那珂市防災マップの学習面には、風水害だけでなく土砂災害・地震災害についてのページも用意されています。

土砂災害への備え(学習面p20)

学習面のp20では土砂災害について解説されており、地図面の各地区版とあわせて、崖地や傾斜地に近いエリアかどうかを確認できる構成になっています。

地震災害への備え(学習面p22・p23)

地震災害については学習面のp22・p23の2ページにわたって掲載されています。防災マップとあわせて、自助・共助・公助の考え方(p24)や避難生活の心得(p25)、災害時の持ち出し品・情報収集の方法(p26)も収録されており、風水害だけでなく複合的な災害リスクに備える内容になっています。

避難所・避難場所と那珂市の8地区

いざというときにどこへ避難するかは、日頃から確認しておきたいポイントです。

避難所と避難場所の違い

那珂市の防災マップでは、「避難所」は避難生活をする場所、「避難場所」は一時的に安全を確保する場所と説明されています。同じ「避難」でも役割が異なるため、両方の位置を確認しておくことが大切です。

那珂市 避難所と避難場所のちがい早見図

那珂市の8地区(神崎・額田・菅谷・五台・戸多・芳野・木崎・瓜連)

那珂市は2005年に那珂町と瓜連町が合併して誕生した市で、市域は旧那珂町エリア(菅谷・神崎・木崎・五台・戸多・額田・芳野)と旧瓜連町エリアに大きく分かれます。防災マップも神崎・額田・菅谷・五台・戸多・芳野・木崎・瓜連の8地区ごとに作成されており、お住まいの地区版を確認することで、自宅周辺のハザード情報と避難所・避難場所を具体的に把握できます。

那珂市防災マップ 8地区一覧図

2026年5月改定、新しい防災気象情報

防災マップの内容とあわせて知っておきたいのが、気象庁が発表する防災気象情報の変更です。

警戒レベルと情報名称が一体化

気象庁では令和8年5月29日から、新しい防災気象情報の運用を開始しています。新しい情報では警戒レベルの数字が警報等の名称に付くようになり、避難のタイミングやとるべき行動がより分かりやすくなるとされています。那珂市も防災マップとあわせて防災情報を積極的に収集し、早めの避難を心がけるよう呼びかけています。

「我が家のタイムライン」を作っておく

那珂市公式サイトでは「我が家のタイムライン」という様式が公開されており、避難するタイミングや避難先(親族宅・友人宅・避難所等)、避難先までの移動時間をあらかじめ確認しておくことが推奨されています。引っ越したばかりの世帯ほど、この機会に一度作成しておくと安心です。

エリア別に見る那珂市の水害・防災事情

那珂市内でも、エリアによって地形や川との距離が異なります。

那珂川沿いエリア(旧那珂町東部)

市の東側を流れる那珂川沿いには田園風景が広がり、都市部にはない開放感のある暮らしができる一方、川沿いのエリアは洪水浸水想定区域に該当する場合があるため、該当地区版の防災マップで確認しておきたいエリアです。

菅谷・瓜連エリア(市の中心部)

上菅谷駅・中菅谷駅・下菅谷駅周辺の菅谷エリアは市役所本庁舎がある行政・商業の中心地区、瓜連駅周辺の瓜連エリアには市役所瓜連支所があります。いずれも那珂市防災マップの菅谷地区版・瓜連地区版で、地区内の想定区域と避難所を確認できます。

額田・木崎エリア(研究機関周辺)

額田駅周辺の額田エリアや木崎エリアは、那珂核融合研究所(QST那珂フュージョン科学技術研究所)に近く、研究機関関係者の住宅需要も見られる地域です。こちらも額田地区版・木崎地区版の防災マップで個別に確認できます。那珂市の子育て環境については那珂市の子育て・教育ガイド|マル福・学園制【2026】、人口・地価の長期推移は那珂市の人口と地価の推移|長期データで見る変化【2026】で詳しく解説しています。

那珂市で家を売る・持ち続けるときに知っておきたいこと

防災・ハザード情報は、住み続ける場合だけでなく、売却を検討する場合にも関わってきます。

浸水想定区域は重要事項説明の対象

宅地建物取引業法に基づく重要事項説明では、水防法に基づき作成された洪水浸水想定区域内にある場合、その旨とハザードマップ上の位置を説明することが義務付けられています。那珂市で不動産を売却する際も、対象地が那珂川・久慈川または県管理河川の想定区域に該当するかどうかを事前に確認しておくと、売却活動がスムーズに進みます。

ハザードマップは資産価値にも関わる

浸水想定区域に該当すること自体が売却できない理由にはなりませんが、購入検討者への説明や、必要に応じた対策(止水板の設置歴など)を伝えられるかどうかで、印象は変わってきます。那珂市での売却相談窓口については那珂市の不動産売却相談窓口|プロが選ぶ3つの窓口、空き家をお持ちの方は那珂市に空き家の解体補助金はある?答えと代替制度【2026】もあわせてご覧ください。那珂市での売却・査定を検討されている方は、当店の売却査定実績とお客様の声もぜひご参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 那珂市防災マップはどこで手に入りますか?

那珂市公式サイトから地区版・学習面ともにPDFでダウンロードできるほか、本庁舎4階の防災課、ふれあいセンターよこぼり・すがや・ごだい・よしの、総合センターらぽーるでも受け取ることができます。

Q2. 那珂市防災マップの洪水想定はどのくらいの規模を前提にしていますか?

久慈川・那珂川や茨城県管理河川を対象に、1000年に1回程度の想定最大規模の降雨を前提にシミュレーションされています。ただし用水路の溢水やこの前提を超える規模の降雨は想定されていないため、想定区域外でも周辺状況に応じた自主的な避難判断が呼びかけられています。

Q3. 避難所と避難場所は同じ意味ですか?

異なります。那珂市の説明では、避難所は避難生活をする場所、避難場所は一時的に安全を確保する場所とされています。

Q4. 那珂市内のどの河川が洪水浸水想定区域の対象になっていますか?

一級河川の那珂川・久慈川に加えて、茨城県管理河川として那珂川水系の早戸川・大井川、内川・前田川、境川、江川、桂川・岩船川・東川、久慈川水系の玉川が対象です。

Q5. 那珂市で不動産を売却する場合、ハザードマップの確認は必須ですか?

宅地建物取引業法上、水防法に基づく洪水浸水想定区域内に該当する場合はその旨を重要事項として説明する必要があります。那珂市で売却をご検討の際は、事前に該当地区の防災マップを確認しておくことをおすすめします。

Q6. 那珂市防災マップは今後も更新されますか?

那珂市防災マップは令和4年10月版から令和8年2月版へ改訂された経緯があり、今後も茨城県が公表する洪水浸水想定区域の更新等にあわせて見直される可能性があります。最新版は那珂市公式サイトで随時確認できます。

まとめ

那珂市防災マップは令和8年2月に改訂され、洪水・土砂災害・地震のリスクと避難所・避難場所を、神崎・額田・菅谷・五台・戸多・芳野・木崎・瓜連の8地区ごとに確認できる構成になっています。2026年5月には気象庁の防災気象情報も新しくなり、防災マップとあわせて確認しておくことで、より早めの避難判断につなげられます。那珂市での住まい選び・売却の際は、こうした防災情報もふまえたうえで、ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸にお気軽にご相談ください。

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