茨城町は水戸市に隣接し、長岡・小堤・海老沢エリアを中心に新興住宅地が広がる、水戸市への通勤圏のベッドタウンです。共働き世帯が住宅ローンを組む際にペアローンや収入合算を利用しているケースも多く、離婚にともなう不動産売却では「ローンの名義」と「不動産の名義」をどう整理するかが最初の壁になります。ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸には、そうした茨城町ならではのご相談も寄せられます。
茨城町で「離婚」と「不動産」が同時に重なったとき
茨城町の人口は令和8年7月末時点で29,949人・世帯数13,854世帯です(茨城町「人口・世帯数」住民基本台帳)。婚姻期間中に取得した自宅は、名義がどちらか一方であっても、離婚時には財産分与の対象になるのが原則です。とくに茨城町のように新興住宅地が多いエリアでは、購入から年数が浅くローン残債が多い物件も少なくありません。
財産分与の基本的な考え方
民法768条と財産分与の割合
民法768条にもとづき、財産分与の割合は原則として2分の1ずつとされるのが一般的な目安です。共働きでペアローンを組んでいた場合も、収入差にかかわらず2分の1ずつとされることが多い一方、夫婦の合意があれば異なる割合で分けることも可能です。
不動産は「時価」で評価する
財産分与では、購入時の価格ではなく、離婚時点での時価(市場価値)で不動産を評価します。茨城町の2026年公示地価は平均17,285円/m²・坪単価57,140円が目安ですが(tochidai.info集計)、これはあくまで地域平均のため、実際の評価には個別の査定が必要です。
財産分与でも税金がかかる場合がある
財産分与で不動産を渡す側にも、分与時の時価が取得時より値上がりしていれば譲渡所得税が課税される場合があります。茨城町のように地価がゆるやかに下落傾向(前年比-0.73%が目安)のエリアでは課税が発生しにくいケースもありますが、個別の判断が必要なため税理士への確認をおすすめします。
ペアローン・共有名義になっている場合の注意点
ペアローンとは(連帯債務・連帯保証との違い)
ペアローンは夫婦それぞれが別々に住宅ローン契約を結び、互いに連帯保証人になる仕組みです。連帯債務型(1本のローンを夫婦で返済)や、どちらか一方が主債務者・もう一方が連帯保証人になる形と混同されがちですが、離婚時の整理方法が異なるため、まずは自分たちがどの契約形態かを金融機関に確認することが大切です。
名義が共有のままだと起こりやすいトラブル
離婚後も不動産の名義や住宅ローンを共有名義のまま放置すると、片方が住み続けているのに名義だけ残るケースや、将来的な相続で権利関係がさらに複雑になるケースがあります。早い段階で名義とローンの整理方針を決めておくことをおすすめします。
金融機関への連絡が必須
ペアローンや連帯保証がついた住宅ローンは、離婚したという理由だけで契約内容を自由に変更できるものではありません。名義変更や借り換えを検討する場合は、必ず金融機関へ事前に相談し、承諾を得たうえで進める必要があります。
合意内容は公正証書で残す
ペアローンや共有名義の清算方法について夫婦で合意できても、口約束のままでは後日「言った言わない」のトラブルにつながりかねません。強制執行認諾文言付きの公正証書を作成しておけば、分与金の支払いが滞った場合に裁判を経ずに強制執行の手続きに進めます。話し合いがまとまらない場合は家庭裁判所の調停を利用でき、内容が複雑なケースでは早めに弁護士へ相談することも検討してください。茨城町周辺では水戸公証役場が最寄りの窓口になります。
ペアローン・共有名義を清算する3つの選択肢

①片方が住み続けて単独名義に借り換える
残る側が金融機関の審査を受け、単独名義のローンに借り換えたうえで、相手の持分に相当する代償金を支払う方法です。単独での収入審査が通るかどうかがポイントになります。
②売却してローンを完済し代金を分ける
不動産を売却し、売却代金でローンを完済したうえで、残った金額を財産分与の割合に応じて分ける方法です。名義・ローンの問題を一度に清算できるため、選択されるケースが多くあります。
③共有名義のまま維持する(非推奨)
当面は共有名義のまま維持する選択もありますが、将来的なトラブルの元になりやすいため、原則としておすすめできません。やむを得ず維持する場合も、いつまでにどちらかの形に整理するかを書面で取り決めておくと安心です。
オーバーローンの場合は「任意売却」も選択肢
オーバーローンとは
オーバーローンとは、不動産を売却しても住宅ローンの残債を完済できない状態のことです。新興住宅地が多い茨城町では、購入から年数が浅くローン残債が多い物件でオーバーローンになりやすい傾向があります。
任意売却の流れ
オーバーローンの場合は、金融機関の同意を得たうえで残債付きのまま売却する「任意売却」という方法があります。通常の売却と同様に査定・販売活動を行いますが、金融機関との調整が必要になるため、早めに専門店へ相談することが大切です。
競売との違い
ローンの返済が滞ると、最終的に裁判所の手続きで強制的に売却される「競売」になる可能性があります。任意売却は競売より市場価格に近い金額で売却できる可能性がある点が大きな違いです。
売却の流れと必要書類・期間
査定の依頼から契約までの流れ
①机上査定または訪問査定の依頼→②査定額の確認→③媒介契約(仲介の場合)または買取金額の提示(買取の場合)→④販売活動または即時買取→⑤売買契約→⑥引き渡しという流れが一般的です。財産分与の話し合いと並行して進めることも可能です。
必要書類一覧
登記済証(権利証)または登記識別情報、固定資産税納税通知書、住宅ローンの残高証明書、本人確認書類、印鑑証明書などが必要です。財産分与にともなう売却の場合、離婚協議書や調停調書の写しの提示を求められることもあります。
期間の目安
仲介の場合は査定から引き渡しまで3〜6ヶ月程度が目安です。買取の場合は早ければ数日〜1ヶ月程度での現金化が可能です。財産分与の話し合いのタイミングに合わせて選ぶとよいでしょう。
仲介と買取、どちらを選ぶべきか
仲介のメリット・デメリット
仲介は市場価格に近い金額での売却が期待できる一方、買主が見つかるまで時間がかかり、内見対応が必要になります。元配偶者と顔を合わせたくない場合は、内見の立ち会いを不動産会社に任せることもできます。
買取のメリット・デメリット
買取は不動産会社が直接買い取るため、早期の現金化と非公開での売却が可能です。売却価格は仲介より低くなる傾向がありますが、財産分与の期限がある場合や、周囲に知られたくない場合に選ばれています。
早期の現金化・非公開での売却を希望する場合
離婚にともなう売却では「早く現金化して清算したい」「近所や職場に知られたくない」というご要望が多く、買取が選ばれるケースが少なくありません。ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸では、仲介・買取どちらのご相談にも対応しています。
費用と税金
仲介手数料の速算式
仲介手数料の上限は「売却価格×3%+6万円+消費税」(400万円超の場合)で速算できます。例えば1,500万円で売却した場合、仲介手数料の上限は約56万1千円(税込)が目安です。
印紙税・登記費用
売買契約書には印紙税がかかり、売却価格によって金額が異なります(1,000万円超5,000万円以下の場合は軽減税率で1万円が目安)。抵当権抹消登記費用も別途必要です。
譲渡所得税と3,000万円特別控除(財産分与時の注意点)
マイホームを売却して利益(譲渡所得)が出た場合、所有期間5年超で長期譲渡所得となり税率は20.315%(所得税15.315%+住民税5%)が目安です。マイホームの売却には3,000万円特別控除の特例がありますが、財産分与を目的とした譲渡ではこの特例が使えない場合があるため、事前に税理士へ確認することをおすすめします。
茨城町のエリア特性と物件事情
水戸市側(長岡・小堤・海老沢エリア)の新興住宅地
水戸市に隣接する長岡・小堤・海老沢エリアは新興住宅地が広がり、共働き世帯によるペアローン利用の相談が多いエリアです。比較的築年数の浅い物件が多く、住宅ローン残債が多く残っている傾向があります。
涸沼周辺・農地エリア
涸沼周辺や農地が広がるエリアでは、宅地に加えて農地が付随する物件もあり、財産分与の際は農地法の制限(3条・4条・5条)も考慮する必要があります。
ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸に相談するメリット
宅建士による査定
宅地建物取引士の資格を持つスタッフが、茨城町の地域事情をふまえて査定を行います。ペアローン・共有名義といった複雑な状況でも、整理の進め方から丁寧にご案内します。
買取実績・地域密着
ハウスドゥは古田敦也氏のイメージキャラクターでも知られる不動産ブランドです。当店は水戸市を拠点に茨城町を含む茨城県央エリアで買取・仲介の実績があり、離婚にともなう非公開での売却にも対応しています。
よくある質問(FAQ)
Q. 財産分与の話し合いが終わる前に査定は依頼できますか?
A. 可能です。査定額を先に把握しておくことで、その後の話し合いがスムーズになるケースが多くあります。
Q. ペアローンのままでも売却手続きは進められますか?
A. 進められます。ただし金融機関への事前連絡と承諾が必要になるため、早めにご相談ください。
Q. 元配偶者と顔を合わせずに手続きを進められますか?
A. 不動産会社を窓口にすることで、直接顔を合わせる機会を減らしながら手続きを進めることは可能です。
Q. 農地が付随する物件でも買取してもらえますか?
A. 可能です。農地の権利関係を確認したうえでご案内しますので、まずはご相談ください。
Q. オーバーローンでも売却できますか?
A. 任意売却という方法があります。金融機関との調整が必要になるため、早めのご相談をおすすめします。
Q. 水戸市以外のエリアからでも相談できますか?
A. 可能です。水戸市を中心に茨城県内の幅広いエリアに対応しております。
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まとめ
茨城町で離婚にともなう不動産売却を進める際は、ペアローン・共有名義の整理方法、財産分与にかかる税金、オーバーローンの場合の任意売却という選択肢の3点を押さえておくことが大切です。ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸では、茨城町の物件事情に詳しい宅建士が査定から売却、買取までワンストップで対応しています。まずはお気軽にご相談ください。
※本文中の金額・税率はいずれも目安です。個別の状況により異なりますので、正確な金額は査定・専門家へご確認ください。出典:茨城町「人口・世帯数」住民基本台帳(令和8年7月末現在)、土地代データ(tochidai.info)茨城町ページ2026年公示地価集計、国税庁タックスアンサーNo.3211・No.1440。
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